[ネタバレ注意]『はじめアルゴリズム』第7巻|ハジメとテジマ、2人の数学少年の運命が交わっていく
今回は、読んでいると数学だけじゃなく世の中のいろんなことが楽しく思えてくる数学マンガ『はじめアルゴリズム』、その第7巻の見どころ&カ
その表紙がこちら。
ハジメのまわりに花や鳥、木や虫たちが色鮮やかに描かれています。
彼にはきっとこの光景も数学的な感覚で見えているんでしょうね。
〜追記〜
第8巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『はじめアルゴリズム』の記事一覧
さてこの第7巻ですが、今回は数学的な内容よりも、これまで登場したハジメの周りにいる大人たちに関するエピソードが多く収録されていました。
それぞれがそれぞれの立場だったり考え方を持っているので、ここからのストーリーでそれらがどう絡み合っていくのか、先の展開に期待を膨らむような巻だったと思います。
今回の記事では、そんな『はじめアルゴリズム』第7巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
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もくじ
『はじめアルゴリズム』6巻の振り返り
以下の記事に『はじめアルゴリズム』第6巻の見どころをまとめています。
テジマやハッちゃんなど、ハジメに負けず劣らず数学を頑張っている2人のエピソードが描かれた第6巻。
その3人の中で最年少のハジメの存在は2人にとって少なからず影響を与えているようでした。
また、仲の良かった老猫のミー太郎の死を数学的に考えて受け止めようとしている様子も、彼らしくて印象的でした。
では、さっそく第7巻の内容の方に入っていきましょう。
『はじめアルゴリズム』7巻の見どころ&感想
テジマはイギリスでバンドや肝試しを満喫中?
前巻第6巻ではイギリスに行ったテジマの数学の勉強の様子が描かれていましたが、今回はより学生らしい、彼の友達との活動の様子が描かれます。
向こうに行ってから始めたギターはもともと才能があったようで、友達のアルの誘いで組んだバンドでは初めてのライブにも関わらず、大盛り上がりの大成功を収めていました。
またバンドメンバーで旧校舎に肝試しに行った時は、彼は強がりながらも常にデッキブラシを構えながら歩く、という意外と怖がりな一面も見ることができました。
しかし、それでもやっぱりテジマはテジマです。
その肝試しでの“怖い”という感情をも数学に繋げ、自分の数学の“つまらなさ”を“わからないことに対する恐怖”から来ているんだ、という1つの答えを出したのです。
そして、そんな彼の「数学は人間がいるから存在するんじゃないか」という新しい問いは、あのトマス先生からも「それ面白いね」とこれまでとは違った評価を得られていました。
これまでのテジマには「人一倍数学ができる不愛想な少年」ぐらいの印象しか持っていませんでしたが、ここ数話でその印象もだいぶ変わった気がします。
この第7巻の最後で日本に帰ってきた彼はまたハジメと会うのですが、その時の彼の表情は以前と比べてかなり楽しそうでしたね。
この2人の会話からまた新しくて面白い数学の考え方が生まれるんじゃないかと、僕は勝手にワクワクしています(笑)
ハジメの周りの大人たちの様子に変化が…?
この第7巻では、これまでに登場したハジメの周りにいる大人たちに、大小様々な変化が訪れていました。
まずウチダさん。
彼はとうとう貯蓄が底を尽きてしまったようで、これまでハジメと暮らしていた家を売ってボロアパートでの新生活を始めました。
「数学はどこだってできる!」と強がってはいたものの、料理に警備員のバイトにすこしあたふたした毎日を送っています。
次にテジマの祖父のテジジー。
彼は数学のできる人間をサポートするベースキャンプをこの日本で作ろうとしていました。
ハジメに向かって「おまえが欲しい」と言っていたテジジーでしたが、自由奔放なハジメを手なずけるのにはまだまだ苦労しそうです。
他にもオオヌキやミツヤも登場するのですが、オオヌキはまた数学スランプに落ちいているようで、ミツヤに至ってはなぜかヤバそうな組織に追われてボコボコにされているシーンが描かれていました。
これらの大人の事情や都合にハジメたち子供はどう関わっていくのか。
それが明らかになるのはもう少し先のことのようです。
まとめ
なんだかいろんなことが同時に動き出し、ここから新しい展開が始まりそうな巻でしたね。
個人的に気になるのはオオヌキとミツヤの様子ですが、彼らがまた数学と向き合うことはあるのでしょうか?
さて、次巻の予告ではなにやらハジメとテジマが一緒に数学の問題を解いているシーンが描かれていました。
同じ数学に惹かれながらも違った考え方を持つ2人の少年。
彼らがまたどんな世界を見せてくれるのか、楽しみです。
〜追記〜
『はじめアルゴリズム』8巻の感想記事
以下の記事に『はじめアルゴリズム』第8巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
では、ありがとうございました。
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