[ネタバレ注意]『復讐の同窓会』最新第1巻|いじめで大切な人・エマを失ったカケルの18年越しの復讐が始まる!
今回はSNS広告で話題の、過酷ないじめを受け大切な人を失った主人公・カケルが人生を捧げて加害者たちに復讐を行う『復讐の同窓会』、その単行本第1巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
歯を食いしばりながら涙を流す男性、彼がこのマンガの主人公であり、いじめ加害者へ18年越しの復讐を行なっていく鎌田(夏目)カケルです。
その背後に描かれているのは彼の学生時代の心の支えだった月野エマという女性なのですが、その様子からどんな酷いことをされていたのかは想像に難くないと思います。
このマンガはそんな彼女をいじめで失ったカケルが、18年後という時を経て加害者全員を地獄に叩き落としていく復讐マンガです。
設定としてはオーソドックスな復讐マンガなのですが、加害者が同様の余地がないくらいのクズばかりなので、これ系のマンガの醍醐味である復讐シーンはかなりスッキリできるものになっていました。
ただそれまでのいじめのシーンなどはかなり胸糞悪い描写になっているので、そういった内容に耐性のない方はご注意ください。
今回の記事では、そんな『復讐の同窓会』の第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『 』のあらすじ
以下に『復讐の同窓会』のあらすじを載せておきます。
戦慄の復讐サスペンス第1巻!!
「僕の人生を君に捧げる。そして、全員地獄に堕とすーー」大切な人・エマが自殺した。
彼女は日常的に過酷ないじめを受けていたカケルの唯一の救いだった。
絶望するカケルの元に「いじめ被害日記」が届く、そこにはある「真実」が記されていた。
全てを知ったカケルは人生を捧げていじめ加害者たちに復讐することを決意する。
18年後、地位・財産・容姿端麗な外見と強靭な肉体、全てを兼ね備えて帰郷したカケル。
さぁ、同窓会を始めようーーー
引用:『復讐の同窓会』第1巻より
『復讐の同窓会』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく『復讐の同窓会』第1巻の内容に入っていきましょう。
カケルとエマが受けていたいじめが酷すぎる…
あらすじにもある通り、カケルとエマはエマが自殺を選んでしまうほどの、いじめという言葉では生ぬるい被害を加害者たちから受けていました。
そして彼女の自殺の最大のきっかけとなったのが、カケルの目の前でエマが犯されたことです。
その日から彼女は学校に来なくなり、カケルへのいじめがなくなると同時に加害者たちの矛先が全てエマだけに向けられるようになりました。
エマが自殺した後にカケルのもとに届けられた「いじめ被害日記」にはその被害の全貌が書かれていたのですが、その内容は想像もしたくないほど酷いものでしたね…。
ちなみにエマの自殺を受けてカケルとエマの両親も訴えを起こしたのですが、小さい街で権力者に逆らって声を上げることがどういうことかを痛感させられていました。
これら全ての無念な想いを背負って、カケルは18年の準備期間を経て「復讐の同窓会」を始めていきます。
1人目:阿久津ソウイチへの復讐から“同窓会”が始まる
ついに始まったカケルの18年越しの復讐。
その最初の復讐相手として選ばれたのは、阿久津ソウイチという男でした。
彼は加害者たちの中では下っ端だったようですが、「いじめ被害日記」によると何度も何度も性欲のままにエマを傷つけてきた最低な男ようですね。
そんな彼に家族ぐるみで近づいたカケルは、自分の計画に協力してくれている妻に阿久津を誘惑してもらい、それに乗せられた彼が妻を襲おうとしたところを捕らえて拘束します。
そして服を脱がせた状態で椅子に拘束した阿久津の前でカケルが取り出したのは、乱雑に釘が打ち込まれたバットでした。
これをカケルは阿久津の“中”や口に何度も出し入れし、終わった時には見るも無惨な姿になった阿久津の死体が転がっていました。
この記事ではそのシーンの詳細はあえて書きませんが、想像を絶するくらい痛そうな描写が数ページにわたって描かれていたので、僕は顔を引きつらせながらページをめくっていましたね…。
1人目でどの程度の復讐が行われるのか様子見をしていましたが、ここまで徹底的な復讐をしてくれるのであればここから先のシーンでも期待が持てそうです。
2人目:志村コウタが現在も行っている悪行とは?
カケルの復讐の2人目のターゲットは志村コウタという男です。
彼は加害者グループの一員ではあるのですがいじめられていた過去もあるようで、グループ内でもあまり有能ではない存在みたいですね。
そんな彼は現在焼き鳥屋を経営しているのですが、18年経った今では産地偽装や他店への悪評レビューなど、こすい悪行を日々繰り返しているようです。
そんな彼の店に生肉の卸業者を装って近づいたカケル。
この第1巻では志村への本格的な復讐はまだ始められていませんでしたが、それに向けての下準備は着々と行われているようでした。
はたして志村はエマにどんな酷い被害を与え、それに対してカケルはどんな復讐をしてみせるのでしょうか?
次巻での復讐シーンに繋がるこの第1巻のラストは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
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まとめ
この『復讐の同窓会』は「18年の年月が経っている」という点が、他の復讐系マンガとは違う面白さを生み出していると感じました。
カケルが入念な準備をしているという点はもちろんですが、加害者たちがそれぞれ新たな生活をしていて、それを含めて復讐で壊していくのがスッキリ感を増している気がします。
1人目の阿久津に関しては正直いい生活とは言えないものの、2人目の志村には奥さんもいて店を大きくしていくという彼なりの目標も掲げているので、復讐のしがいがありそうですよね。
過去の悪行によって加害者たちの今の幸せな生活がどう壊されていくのか、性格は悪いかもしれませんが今後のカケルの復讐が楽しみです。
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続く6話以降が収録された『復讐の同窓会』単行本第2巻の発売日はまだ未定のようです。
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以上、『復讐の同窓会』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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