[ネタバレ注意]『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』第1巻|秋葉原が舞台の愛とトラウマが交錯するサスペンス、開幕!
今回は、ノスタルジックな雰囲気を持つ秋葉原を舞台に描かれる、トラウマと歪んだ愛が絡み合うサスペンスマンガ『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』、その第1巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)
その表紙がこちら。
明け方のまだ人がいない秋葉原にポツンと立っている女性、彼女が主人公の三橋鵤を虜にしサスペンスの舞台へと引き摺り込んでいくメイドの小鳥遊鶴子さんです。
アンニュイで不思議な雰囲気を纏った鶴子さん、そんな彼女の“闇”の部分はこの第1巻の最後に明かされることになります。
〜追記〜
第2巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』の記事一覧
さて、このマンガのタイトルにある「ユーサネイジア」、僕は聞き馴染みがない言葉だったので意味を調べてみたところ、以下のような意味が出てきました。
安楽死。だれかを(特に不治の病に苦しむ人を)苦痛なく殺す行為。
このマンガには主人公を含めて、さまざまな理由で“生き辛さ”を抱えた人たちが登場します。
そういった人たちに鶴子さんが“してあげていること”に主人公が巻き込まれていく形で物語が進展していく、この『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』はそんな静かなサスペンスマンガとなっています。
今回の記事では『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』の第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
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『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』のあらすじ
以下に『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』のあらすじを載せておきます。
秋葉原でビルの警備員として働く三橋鵤は、オタク趣味への熱も枯れ、漫然と日々を過ごしている。
毎日の唯一の希望は、同じビルに入っているメイド喫茶のメイド・鶴子さん。
彼女を見かけるたび、恍惚とした気持ちになる。
そんな彼女のことを考えながら自慰行為をしていたことが、とあるきっかけで彼女本人にバレてしまった。
しかし彼女はそれでも、不自然なほどに鵤に優しく接し続け――。
トラウマと歪んだ愛が絡み合い、劣情溶け出す性倒錯サスペンス。
引用:秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?|1巻裏表紙より
『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]
それでは、さっそく『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』第1巻の内容に入っていきましょう。
三橋鵤は自分に優しい鶴子さんを好きになってしまう
主人公の三橋鵤はオタク気質で内気な性格をしており、小さい時に父親から暴力を受けた影響で男性の怒鳴り声を聞くとその時のトラウマがフラッシュバックしてしまうPTSDの症状を患っています。
そんな彼は、現在はとある建物の警備員として働いており、その建物内にあるメイドカフェで働く鶴子さんの受付をすることが楽しみでした。
ある日、三橋は鶴子さんの受付時に紙で指を切ってしまい彼女に手当てをされたのですが、緊張のあまりお礼を言えずそのことをしばらく後悔します。
そして後日、彼はお礼を言うためにこれまで入ったことのなかったメイドカフェに初めて入り、いつもとは違う「客」と「メイド」の関係で彼女と接しました。
この時に彼女にお礼は言えたものの、その後の急な上司からの電話で怒鳴られたことをきっかけにPTSDが発症してしまった鵤は、パニックになってお会計を早々に済ませて店を出ていきます。
この時、そんな彼を鶴子さんは追いかけてきてくれ、落ち着かせるために頬に手を添えてくれたのですが、それと同時にあらすじにもある彼が昨夜したことが彼女にバレてしまいました。
優しくしてくれる彼女のことを好きだと自覚した直後に、自分で“行為”をしたことをバレているとをはっきりと口にされた鵤の心情は、もうグチャグチャだったでしょうね。
当然鵤はそんな彼女に何も言い返せないまま帰宅することになったのですが、後日2人の距離をさらに縮めることになる出来事が起こります。
落とし物をきっかけに2人の距離が一気に近付くことに!
上記の出来事があった次の日の朝、鶴子さんの入館受付をした鵤は彼女が去った後で床に年季の入ったアニメキャラのキーホルダーが落ちているのを見つけます。
そしてそれを届けにもう一度鶴子さんが働くメイドカフェに行ったところ、どうやらそれは彼女にとってとても大事なものだったようで、彼女はお礼を言った後にそのアニメの魅力を熱く語っていました。
しばらくして時間になり鵤が店を出ようとすると鶴子さんは名刺を渡してきたのですが、なんとその裏には彼女にプライベートのLINEのIDが記載されていたのです。
これに気づいた鵤は帰宅後さっそく彼女にメッセージを送り、それをきっかけに後日2人は鶴子さんからのお誘いで、お茶とキーホルダーのキャラのアニメの原画展に行くことになりました。
鶴子さんが鵤をからかったり、アニメの話で盛り上がったり、発症してしまったPTSDの症状にも動揺せず受け入れてくれたり、まるで恋人かのようなデートを通してますます鶴子さんの虜になっていく鵤。
ここまでの話だとただただ2人の関係性が深まっていく様子が描かれていて、ラブコメマンガかと勘違いしてしまいそうでしたね。
ただようやくここから物語は一気にサスペンス色が強くなっていきます。
公園で首を吊った同期の死体と一緒にいたのは…?
デートの翌日、鵤の職場では同僚の小倉という男がバックレて来なくなっており、鵤はその人のロッカー整理をすることになりました。
するとそのロッカーの中から鶴子さんのメイドカフェの名刺を見つけ、裏を見てみるとなんとそこには鶴子さんがその日の夜中2時に小倉を公園に呼び出すメッセージが書かれていたのです。
それを見て鶴子さんに対して「優しくしてくれていたのは自分だけじゃなかったのか?」という疑念が生まれた鵤はいても立ってもいられなくなり、夜中にも関わらず走って公園へと向かいます。
そこで彼が見たもの、それは首を吊って死んでいる小倉の遺体でした。
そしてその側には真っ黒な服を着た鶴子さんが立っており、驚いて転んでしまった鵤に気づいた彼女は、ゆっくりと彼の元へと近づいてきます。
はたして、彼女は夜中の公園の死体の側で、一体何をしていたのでしょうか?
一気にサスペンスへと舵が切られたこの第1巻のラストシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。
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まとめ
最初はメイドの鶴子さんがトラウマを抱えた鵤の心を救っていく感じのラブコメっぽい内容でしたが、ラストのシーンで一気にサスペンスへと持っていかれましたね。
不穏な空気は感じていたものの途中で完全に油断していたこともあり、最後の展開にはかなり衝撃を受けてしまいました。
ただ、状況だけ判断すると鶴子さんが殺人鬼のように見えてしまうのですが、タイトルの「ユーサネイジア」という言葉の意味を踏まえると、彼女が“生きる事が辛い人”を救っているとも考えられます。
そんな彼女の行動の真意は次巻で明かされることになりそうなので、彼女の目的は一体何なのか、また彼女の正体を知った時、鵤はどんな反応を見せるのかが気になりますね。
全く予測がつかない次巻、どのような展開が描かれていくのかが楽しみです。
追記:『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』2巻(7話〜)の感想記事
以下の記事に続く7話以降が収録された『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』第2巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
以上、『秋葉原はユーサネイジアの夢を見るか?』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。
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