[ネタバレ注意]『血の轍』第4巻|暴走する母親、静一は1つの決断をする
今回は、累計50万部を突破し数々のメディアにも取り上げられている「究極の毒親」マンガ『血の轍』、その第4巻の見どころ&感想記事です。
その表紙がこちら。
静一の小学校の入学式の写真のようですね。
今のストーリーからは想像もできないくらい、幸せそうな笑顔の2人が写っています。
〜追記〜
第5巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『血の轍』の記事一覧
上の画像には表示されていませんが、コミックスの帯には女優の広瀬アリスさんのコメントが記載されていました。
「このマンガがすごい!2018」にも好きなマンガのランキングが記載されるほどマンガ好きとして知られる広瀬さんも、この『血の轍』にどハマりしているそうですよ(笑)
今回の記事では、そんな『血の轍』第4巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
『血の轍』を無料やおトクに読む方法
文字だけでなく『血の轍』をマンガとして読みたい方へ向けて、以下の記事にマンガを無料、もしくはお得に読むことができる電子書籍サービスやマンガアプリをまとめています。
気になる方はぜひ一度のぞいてみてください!
『血の轍』3巻の振り返り
以下の記事に『血の轍』第3巻の見どころをまとめています。
3巻では本格的に母・静子の“愛”が歪んできましたね…。
最後の静子が静一の首を締めるシーンにいたっては、いま読み返しても息が詰まってきます。
4巻はこのシーンの続きからスタートです。
では、さっそく内容の方に入っていきましょう。
『血の轍』4巻の見どころ&感想
静一がついに吹石さんに想いを伝える…
3巻最後のシーンから1ヶ月が経った頃、静一は友達に母親と一緒に買い物をしていたことをからかわれ、怒って教卓に蹴りを入れてしまい、先生たちに怒られます。
「親御さんにも連絡する」と言われ家に帰りづらくなった静一は、少し寄り道をして帰ることに。
そして目についたベンチに座っていると、そこに彼の後をつけてきた吹石さんが現れました。
並んで座る2人。
ここで静一は、これまでできていなかった彼女からの手紙の返事を伝えます。
「それって、どういう意味?」と聞く吹石さん。
泣く母親、寝たきりのいとこ、いろんなことを背負いながらも、静一は自分の口から「ぼくと付き合って」と彼女に伝えました。
そして、めでたく付き合うこととなった2人。
ようやく、静一のちゃんとした味方ができましたね。なんだか読んでいるこっちが安心してしまいましたよ(笑)
そんな彼女の存在が、ここから静一を大きく変えていくこととなります。
静一がまたちゃんと喋れるように!
母・静子がいとこのしげるを崖に突き落としてからというもの、そのときのショックで喋ろうとするとどうしても言葉がどもってしまうようになった静一。
しかしそれも、吹石さんと付き合ったことによって改善が見られるようになってきました。
のどが痛いから、と授業中の発言を避けていたのですが、なんとスラスラと英語の長文が読めるようになったのです。
その発表が終わった後の彼の表情は、本当に嬉しそうな顔でしたよ。
後で「吹石さんの顔を見ていたら言えた」という静一。これぞ“歪んでいない”愛の力ですね。
あとはお母さんの前でも普通に話せるようになれば完治と言えるのですが、この“壁”はなかなか高いみたいです…。
ついに2人が一緒にいるところを静子が目撃…!
恐れていたことが、ついに起こってしまいました。
静一と吹石さんが一緒にベンチに座っているところを、母・静子に見つかってしまったのです。
とっさに草むらに逃げる2人。
静子は吹石さんがいることなどお構いなしに、「何たぶらかされてるん!?女の子に!」と必死になって探します。
そして見つけた2人を無理やり引き離そうとする彼女の前に静一が立ちはだかり、言い放った言葉が、「あっちいけ!おまえなんかいらない!!」。
その言葉を聞いて、静子は涙を流しながら不気味に笑みを浮かべます。
ここから、2人がお母さんから逃げる決心をしたところで、この『血の轍』第4巻はおしまいです…。
まとめ
…なんでこんなにお母さんの存在を不気味に感じるんですかね。
セリフのあるコマよりも、セリフのない顔だけのコマの方が断然怖いんですよ…。
押見修造先生の表現力、凄まじいですね。
この4巻は中盤で吹石さんとのいい感じのストーリーを挟んだ分、最後のシーンでの落差が大きすぎました。
第5巻からはお母さんからの逃走劇が始まるのでしょうか。
ここから先の展開、どうなるのか全く想像もつきませんが、とにかく発売が待ち遠しいです。
〜追記〜
『血の轍』5巻の感想記事
以下の記事に『血の轍』第5巻の見どころをまとめました。
合わせてご覧ください。
では、ありがとうございました。
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