[ネタバレ注意]『逃げ上手の若君』第1巻|松井優征先生の新作は“逃げるが勝ち”の異色歴史マンガ!

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今回は、『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』といった大ヒット“異色”マンガを手がける松井優征先生の最新作『逃げ上手の若君』、その第1巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

逃げ上手の若君 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

まるで鳳凰のように色鮮やかな着物を纏った優しい表情の少年が描かれています。

彼こそがこのマンガの主人公であり、“逃げる”才能だけに特化した鎌倉幕府の後継・北条時行です。

 

さて、約5年の月日を経て「週刊少年ジャンプ」2021年8号から始まった松井優征先生の最新作『逃げ上手の若君』。

『ネウロ』から先生の大ファンである僕はもう新連載の情報が出た時点でテンションが爆上がりになっていましたね(笑)。

ただ“歴史もの”のマンガをあまり読まないこともあって、日本中世の南北朝時代が舞台だということを知った時は「ハマれるかな…」と不安に思ったりもしたのですが、そんな心配は一切杞憂でした。

松井先生らしい独特な演出とコマ使い、斬新なキャラ設定、テンポの良いストーリー展開のおかげでかなり面白いマンガに仕上がっており、さらには歴史コラムまで載せてくれているので逆に歴史に興味を持たせてくれるような作品となっていました。

 

今回の記事では、そんな『逃げ上手の若君』の第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

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『逃げ上手の若君』のあらすじ

以下に『逃げ上手の若君』のあらすじを載せておきます。

最新作は史実を描く逃亡譚!
鎌倉と室町の歴史の狭間で、誰にも物語られたことのない逃げる英雄がいた――。
その名は北条時行。
足利高氏によって鎌倉幕府を打倒され、家族も地位も失った少年は、地の果てまで逃げ延び復讐を遂げられるか!

引用:『逃げ上手の若君』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

上記リンクから冒頭第1話の試し読みができますよ。

ストーリーを簡単に説明すると、鎌倉幕府に対して謀反を起こした足利尊氏によって全てを失った主人公・北条時行が、逃げ延びながら彼への復讐を成し遂げようと力をつけていく、という内容になっています。

強大な力を持つ敵から逃げ続けなければならない、ということもあり、最初から常に緊張感の漂うストーリー展開が繰り広げられていくことになりそうですね。

 

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『逃げ上手の若君』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]

では、さっそく第1巻の内容の方に入っていきましょう。

対極の運命にある北条時行と足利高氏、2人の英雄の人物像

このマンガの主人公である北条時行は“生存本能の怪物”であり、生き延びる才能に特化した生死の境のヒリつく緊張が大好きな8歳の少年です。

対して足利高氏は武才や軍才、人望など全てを兼ね備えたカリスマと呼ぶにふさわしい武士であり、謀反により落とした鎌倉幕府の後継者である時行の命を何よりも狙っています。

そんな“英雄”から逃れ、そして逆襲をするために、時行は協力者であり“神力で未来が拾える”信濃国の神官・諏訪頼重と他3人の同い年の仲間と行動を共にすることになりました。

その後、鎌倉幕府を離れた彼らの最初の目的は、時行の武芸と学問の鍛錬をしながら足利軍に対抗できうるだけの郎党(主人のために命懸けで戦う配下)を1から作り上げること。

こうして、“鬼”である高氏から逃げつつ天下を取り返すために戦力を整える命懸けの“鬼ごっこ”が幕を開けました。

 

上記では時行のことを“生存本能の怪物”と書きましたが、それ以外のところは心優しく仲間思いで争いを好まないいたって平凡な子供です。

そんな彼だからこそ、この先多くの人々の心を惹きつけて仲間にしていく主君となっていくのでしょうね。

彼の成長と共に、どんな個性豊かな郎党が揃っていくのかが楽しみです。

 

初の「南北朝鬼ごっこ」で逃げ上手の才能を見せつける!

時行初の「南北朝鬼ごっこ」の相手は、彼の1つ上の兄を裏切り敵に売った伯父の五大院宗繁です。

自らの出世のために時行をも差し出そうと追ってきた五大院に、時行は自らを囮として仲間の弧次郎と亜也子に背後から斬りかからせたのですが、その初撃はやすやすと防がれてしまいました。

そこから五大院は3人掛かりの攻撃をもろともせず、彼の脚を切り落として連行しようと幾度となく斬りかかってきます。

しかし時行は、その全ての素早い太刀筋をまるで楽しんでいるかのような表情でかわし(逃げ)きってみせたのです。

そして、その様子を見ていた諏訪の指示で弧次郎と亜也子は五大院を時行の方へと押し込むように攻撃を繰り出し、彼の体勢が崩れた隙を見計らって時行はみごと兄の仇の首を斬ることができました。

その後、これをきっかけにして時行は、必ず鎌倉に帰ること全ての元凶である足利を倒すことを心に決めたようでした。

 

今回の戦いの中で五大院が「もしもこいつに一生逃げながら命を狙われ続けたら、どんな豪傑でもいずれは殺されてしまうのでは!?」と感じとるシーンがあり、ここで初めて「逃げ上手の戦い方」のイメージができるようになりました。

この戦法が高氏クラスの武士にどこまで通用するのかはまだわかりませんが、ぜひとも彼の郎党たちと協力して自らの手で高氏の首を斬り落とす時行の姿を見てみたいものですね。

 

時行の頼もしい郎党・弧次郎&亜也子&雫が大活躍!

上記の見どころでも書きましたが、時行の郎党にはすでに諏訪が事前に用意した弧次郎、亜也子、雫の3人の同い年の仲間がいます。

1人目の弧次郎は同世代随一の刀の使い手であり、いずれは軍を任せる武将として期待されている少年です。

2人目の亜也子は体格が良く怪力で芸才も豊かであり、戦場では戦いでも便女(メイド的な役職)としても活躍もできる少女です。

そして3人目の雫は諏訪頼重の娘であり、父親のように数々の秘術が使えるほか、執事として家事全般を任せられる少女です。

この第1巻の後半には、時行とこの3人が協力して機転を利かせ、「南北朝鬼ごっこ」2人(匹)目の敵である巨大な牛鬼を仕留めるエピソードが描かれていました。

この一件を通して時行の3人に対する信頼は絶対のものになっていたので、初の4人揃っての共闘シーンはぜひ絵と一緒に、ご自身の目でご覧ください。

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まとめ

今回は第1巻ということもあり背景描写やキャラの説明が中心でしたが、それでも「逃げ上手を武器に戦う」という戦闘シーンには新しさもあって非常にワクワクさせられましたね。

今はまだ時行には戦いに関して“逃げ上手”以外になんの技術もありませんが、今後彼が諏訪や仲間の3人とともに成長した際にはどんな戦いを繰り広げてくれるのかが楽しみです。

実際にこの巻の最後には天下一の視力と弓の技術を持つ高氏の部下・小笠原貞宗が登場し、時行は彼から身や素性を隠しつつ弓の技術を盗むというミッションが課せられていました。

“逃げ上手”と“弓”の組み合わせ、かなり相性が良さそうですよね。
次巻以降の「南北朝鬼ごっこ」にも期待が膨らみます。

 

『逃げ上手の若君』2巻の発売日は?

『逃げ上手の若君』第2巻は2021年8月4日に発売されています。

Amazonや楽天でも購入できますよ。

 

以上、『逃げ上手の若君』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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