[ネタバレ注意]『寄生列島』第1巻|『生贄投票』の江戸川エドガワ先生がおくるパラサイトサイコスリラー!
今回は、累計220万部を突破し完結後も無料マンガアプリ等で人気を集めている『生贄投票』、その作者である江戸川エドガワ先生がおくる最新離島サイコスリラーマンガのご紹介です。
(※ネタバレを含みます。)
そのマンガがこちら。
『寄生列島』です。
表紙に描かれている女子高生が主人公の千堂千尋で、彼女の後ろにある目の中で蠢いている“寄生虫”がこのマンガにおける恐怖の核となっていきます。
さて、ついに待望の江戸川先生の最新作が発売されましたね。
前作『生贄投票』では「生贄投票」を通して学生や教師たちの醜い自己愛や欲望が描かれていましたが、この『寄生列島』ではさらにその“欲望”という部分にスポットが当てられてエピソードが描かれていくことになります。
『生贄投票』では作品全体を通して終始先が気になる展開が続いていたので、『寄生列島』でもどんなストーリーが繰り広げられていくのか楽しみです。
今回の記事では、そんな『寄生列島』第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
『寄生列島』を無料やおトクに読む方法
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『寄生列島』のあらすじ
以下に『寄生列島』のあらすじを載せておきます。
両親の離婚を機に、東京から地方の花山島に引っ越してきた女子高生・千堂千尋。
彼女が移り住んだその島は、何かがおかしかった。
露骨な部外者差別、突如行われる謎の儀式、そして島の真ん中に建てられた巨大な“給水塔”‥‥。
島民同士が強固な繋がりを持つその島で、ある日、一人の漁師が自宅で滅多刺しにされる事件が起こる。
島全体に猜疑心が湧き起こる中、見えてきた意外な犯人とは――。
上記リンクから『寄生列島』の冒頭第1話を読むことができますよ。
では、さっそく第1巻の内容の方に入っていきましょう。
『寄生列島』1巻の見どころ&感想[ネタバレ]
女子高生・千堂千尋の不遇な環境
千尋は親の離婚で東京から離島である「花山島」にやってきました。
今は医者である父親と一緒に暮らしているのですが他に気を許せるような人はおらず、クラスメイトとコミュニケーションを取ろうとするも「東京もんが」と煙たがられている現状です。
そしてそんな状況に重なるように、父親が島の人たちに招待された祝いの席で酔っ払って迷惑をかけ、余計に親子揃って心を閉ざされるようになってしまいました。
ただ、これだけであればまだ千尋は耐えられていたのですが、ここから2人が島を出ることを決意するまで追い詰められる事件が起こります。
東京から田舎や離島に引っ越してきた人あるあるがそのまま千尋の身に起こっていますね…。
この現象はよく日本人の気質だと言われたりしますが、どうして父親はこの島を選んだんでしょうか?
ちなみに父親のだらしない様子が描かれていましたが、特にダメな親というわけではなく普段は娘思いの優しい父親のようです。
寄生虫によって島の人たちが狂い始めていく…
ある日、千尋と仲の良かった莉子ちゃんという女の子が自分の父親とその後保護してくれた駐在さんを殺す、という事件がおきます。
そして当然のように「外もんだから」という理由で父親が犯人に疑われ気を落とす彼女を担任の島常先生が気にかけてくれたのですが、なぜか生徒からの信頼も厚いはずの彼もいきなり千尋のことを襲ってきたのです。
ただ、そんな彼に頭突きを食らわせ蹴りを入れ、はだけた服もそのままに走って家へと帰った千尋。
このことをきっかけに彼女はもうこの島を出ることを決意します。
しかし次の日、彼女が父親と島を出る船を待っていると、遠くで今まで自分たちが住んでいた家が燃えていました。
放火の犯人は千尋のクラスメイト、彼女は千尋と父親が「島常先生に恥を欠かせた」として、「その罰に家に火をつけてやった」というのです。
彼らが突然そんな奇行をし始めた原因は、全て寄生虫によるものでした。
その後、その寄生虫によって島への渡航が禁止されたため連絡船は来なくなり、彼らは否が応にもこの状況に向き合っていくこととなります。
上にあげたような異変が見られる人たちの目には、表紙と同じように目の中で寄生虫が蠢いている描写がありました。
その目がアップされたコマには思わず顔が引きつってしまったのですが、どうやらこの惨状はまだまだ序の口のようです…。
寄生虫は倫理観に寄生し人の欲望を暴走させる!?
人に異常行動を起こさせる寄生虫とは一体どんなものなのか。
それについて、作中では国立感染研究所寄生動物部の蜷川理一郎という男が説明してくれました。
- その寄生虫は人間の脳に寄生する。
- この虫に感染すると倫理観を失ってしまう。
- この感染は見た目ではわからないが、目の中に脳から溢れた寄生虫が徘徊している(かもしれない)。
- 感染されている本人には自覚がない。
現状分かっているだけでもこれだけの特徴があるみたいですね。
つまり、この寄生虫に感染すると倫理観を失って欲望のストッパーが働かなくなり、「殺したい」「襲いたい」と思ってしまったときには歯止めが効かなくなるようなのです。
ちなみに、この蜷川という男はこの寄生虫を調べるために、海上閉鎖されたこの島に単独で40kmも海を泳いでやって来ていました。
彼の存在は千尋たちにとって強力な助っ人になりそうですが、果たして彼らはこの島の混乱を収束させることはできるのでしょうか?
次巻以降はさらに緊張感のある展開が続きそうです。
まとめ
まだ第1巻なので油断していましたが、もうすでに寄生虫の浸食がかなり進んでいる感がありましたね…。
この寄生虫の感染源として、これまでの描写から釣った魚や給水塔からの水を飲食したことが原因だと考えられるのですが、それならもう千尋の体内にも寄生虫がいるのではと勘ぐってしまいます。
今のところ莉子ちゃんは「破壊欲」、島常先生は「性欲」と、1人1人で暴走する欲望が違うのかなとも思いますが、その辺の詳細はまだ明らかになっていません。
「人の欲望を暴走させる寄生虫」がここから島をどんな未曾有の事態に陥れていくのか…。
先の展開が気になりますね。
『寄生列島』2巻の発売日は?
『寄生列島』第2巻は2020年11月6日に発売されています。
Amazonや楽天でも購入できますよ。
では、ありがとうございました。
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