[ネタバレ注意]『ヒグマグマ』第1巻|令和史上最悪の獣害事件を描く凄絶なヒグマパニックマンガ、開幕!

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今回は、体長4メートル以上、体重1トン近い凶悪な超大型ヒグマの脅威を描く絶望のアニマルパニックマンガ『ヒグマグマ』、その第1巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

ヒグマグマ 1

この大きく口を開けている獣こそが、人も獣も全てを蹂躙していく超大型ヒグマです。

この物語では、そんな圧倒的な力と凶暴性を持つヒグマの恐ろしさがありありと描かれていきます。

 

さて、最近では街中にクマが出没し被害が出た、というニュースをたまに見かけますよね。

体長1メートルほどのクマでも怪我人が出るなど十分に恐ろしいのですが、このマンガに登場するヒグマはその比ではありません。

なんと平均の4倍、確認されている最大個体の2倍もの大きさと重量を持つ化け物級のヒグマが、人や動物を容赦なく襲っていくのです。

そんな桁違いのスケールを持つヒグマによるアニマルパニックが描かれていくこの『ヒグマグマ』。

この第1巻からかなり緊張感張り詰める展開が繰り広げられ、読み応え抜群の1冊となっていましたよ。

 

今回の記事では、そんな『ヒグマグマ』の第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『ヒグマグマ』のあらすじ

以下に『ヒグマグマ』のあらすじを載せておきます。

北海道でとらえられた、あまりにも巨大なヒグマの影。
その真実を探るべくテレビクルーと大学教授は
目撃地帯の山に足を踏み入れるが・・・!?
そこで目にしたのは、凶暴な野性の圧倒的蹂躙??!!
令和史上最悪の獣害事件発生、超巨熊列島震撼。
凄絶ヒグマ暴虐物語、開幕!!

引用:ヒグマグマ|株式会社日本文芸社

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『ヒグマグマ』1巻(2話〜)の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく『ヒグマグマ』第1巻の内容に入っていきましょう。

超巨大ヒグマの恐ろしさが次々と目の当たりにする…

このマンガでは冒頭から、表紙の超大型ヒグマが人を襲う様子が連続して描かれていきます。

その中でも衝撃的だったのが、特に口を大きく開けているわけでもないヒグマが、人の頭をすっぽりと口に入れてそのまま丸ごと食いちぎってしまったシーンですね…。

つまりこのヒグマは、まるで普通のクマがウサギなどの小動物を襲って捕食するように、人間を襲って食べてしまうのです。

そしてこの物語ではあらすじにもあるように、そんな襲われたらひとたまりもない化け物級のヒグマの真相を探るために、素人だらけの集団が禁足地へと足を踏み入れていきます。

見つかったら生きては帰れないような状況で、いったいどんな悲劇が彼らを待ち受けているのでしょうか?

 

ヒグマの脅威を前にTVクルーたちが下した判断は!?

大学教授の辰見の案内で山に入り、すでにヒグマに襲われた死体を見つけてしまったテレビクルーたち。

この状況に辰見教授は「ヒグマから見ると自分たちが獲物を横取りしようとしているように映る」「この場をすぐに離れるべきだ」と言って、彼らを教授の研究小屋へと連れていきます。

しかし山中で電波がないだけでなく、小屋にあった無線機も電源が入らなくなっていたため、彼らは助けを呼ぶことができず小屋での籠城を強いられました。

ただ誰しもが絶望する中、プロデューサーだけは「歴史に残る化け物ヒグマに遭遇した撮影スタッフの決死の生還劇を撮ろう!」と熱く意気込んでいたのです。

このシーンを読んでいた時は、あまりにもパニックホラー作品によくある導入だったので、正直このプロデューサーが真っ先に死ぬんだろうなと思ってしまいました。

そしてそんな彼の熱に押されたテレビクルーたちは、また次の日から撮影を続行することになるのですが、予想通りここから彼らにヒグマの恐怖が襲いかかることになります。

 

ついに超巨大ヒグマの恐怖がTVクルーたちを襲う!

この巻の後半では、彼らが避難した小屋の付近に超巨大ヒグマが現れ、その脅威を存分に見せつけるシーンが描かれていきます。

まず、小屋の外で言い争いをしていたアイドルユニットの内の1人が真っ先にクマに見つかり、牙で顔面を剥ぎ取られてから前足で首をもがれていました。

次にその様子を車の中から見ていたカメラ助手は、物音を立てた拍子にヒグマに気付かれて車ごと投げ飛ばされてしまいます。

そしてその車が発電機にぶつかって壊れたことにより、小屋の中は真っ暗になってしまいました。

一気にパニックに陥るTVクルーたち。

はたして彼らはこのヒグマの脅威から逃れ、生き延びることができるのでしょうか?

一歩間違えれば即死に繋がる緊張感が張り詰めるこの第1巻のラストシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身で読んでみてください。

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まとめ

超巨大ヒグマの恐ろしさや人間たちの欲にまみれた愚かさなどが存分に描かれ、アニマルパニック作品の王道展開が詰め込まれた第1巻でしたね。

ちなみに作中でも触れられていましたが、かつてロシアにはこのヒグマと同等の大きさの“カムチャッカ・オオヒグマ”という種が生息していたみたいですよ。

体長が4mもあるヒグマなんで想像もできませんが、これだけ大きかったら銃や刃物も大したダメージにはならないのではないでしょうか?

ヒグマのテリトリーに入ってしまった主人公たちは、ここからどのようにして山から脱出していくのでしょうか?

次巻以降の展開からも目が離せません。

 

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以上、『ヒグマグマ』第1巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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