[ネタバレ注意]『外道の歌』第6巻|祝!『善悪の屑』シリーズ実写映画化決定!
かなりハードな内容にも関わらずめでたく実写映画化が決定した『善悪の屑』、今回はその第6巻の見どころ&感想記事です。
その表紙がこちら。
『外道の歌』では、毎回その巻に登場する人物(特に屑を中心に)が集まって表紙を飾っています。
この第6巻ではかれらは一体どんなことをやらかし、どんな「復讐」を受けてしまうんでしょうか。
『外道の歌』はその前シリーズとなる『善悪の屑』の続編です。
タイトルが変わった理由は『善悪の屑』の第4巻が「不健全図書指定」を受けてしまったことが原因だそうですが、今改めて読み返してみてもかなりエグい内容でした。
しかし、いろいろあった『善悪の屑』ですが、なんと実写映画化決定です。
僕としては普通に嬉しい発表なのですが、これまたいろいろと、大丈夫なんでしょうかね(笑)
さて、今回の記事ではそんな『外道の歌』の第6巻の感想を、見どころ(?)も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。さらにかなり抑えて書きますが、ハードな表現も含まれます。ご注意ください。
『外道の歌』6巻の見どころ
カモとトラ、温泉宿で霊に遭遇
『外道の歌』第6巻はカモ達一行が温泉旅館に泊まる話から始まります。
ただエグい話ばっかりじゃなくて、こういう人間味のある話がちょいちょい出てくるのもこの作品の魅力でもありますよね。
そしてさらにカモ達が泊まった部屋に霊が出るという、ちょっとドタバタ有りの珍しい回でした。
しかし最後に霊に家族の写真を見せ「この二人と話がしたい」と言ったカモ、こういう一面があるからこそ、カモ達のことを「ダークヒーロー」として見れるのかもしれません。
日常に潜む“近隣トラブル”
話は変わって、同じマンションに住む若い夫婦と60代の独身男性のエピソードに入ります。
表紙の左下のちょっと禿げかかったおじさんですね。
このおじさんの自分勝手な迷惑行為が夫婦の子供にまで飛び火してトラブルに発展していくのですが、今回はレアケースでこの人たちは和解して仲良くなってしまうんです。
最初の印象が最悪だった分、子供にしっかり謝って親切にするおじさんの好感度はもうだだ上がりでした。
しかしこのままハッピーエンドで終わるわけがないのがこの『外道の歌』です。
本当の“屑”はまだ近くに潜んでいました。
VS “尼崎”さん親子
彼らの敵、本当の“屑”は、マンションの近隣に住む母息子の2人暮らしの“尼崎”さん親子でした。
この親子はマンションの住民と揉めるたびにマンション全体に嫌がらせをし、警察も手をこまねいている性悪な奴らだったのです。
マンションを糞まみれにされ、大家さんを事故に追いやられて、ついにおじさんが“尼崎”さん宅に乗り込みますが、あえなく返り討ちに。
そして最後はやっぱりカモ達が登場し、すっきりさっぱり“成敗”してくれました。
とても軽い感じで書きましたが、実際の描写はかなりキツいものでしたよ(笑)
まとめ
まあ、ここまでこの『外道の歌』の見どころを書いてきたのですが、正直万人にオススメできる作品かというと、そうではありません。
表現や描写も、なかなかキツいものが多いですからね。
ただ、それに耐性のある方であれば、悪が成敗されていく様子はどこかスッとする部分もあるのではないでしょうか?
気になった方はぜひ1話だけでも、読んでみてください。
〜追記〜
『外道の歌』7巻の感想記事
以下の記事に『外道の歌』第7巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
では、ありがとうございました。
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