[ネタバレ注意]『ブルーロック』第21巻|仲間の進化を目の当たりにした潔が世界一に向けて覚醒する!

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今回は、累計1000万部突破に加えてTVアニメの放送開始とますます人気と注目度が高まってきている『ブルーロック』、その第21巻の見どころ&感想記事です。
(※ネタバレを含みます。)

その表紙がこちら。

ブルーロック(21) (週刊少年マガジンコミックス)

スピードとドリブル力に長けており、前巻から潔のサポートとして活躍を見せている黒名蘭世が表紙を飾っています。

 

〜追記〜
第22巻以降の最新記事一覧はこちら↓
『ブルーロック』の記事一覧

 

さて、2022年10月から待望のTVアニメが放送開始となった『ブルーロック』ですが、書籍の方でも本編に加えていくつかの関連書籍が発売されたりと、さまざまな形での盛り上がりを見せていますね。

“青い監獄”入寮以前の潔たちの前日譚を描いた小説版や、圧倒的情報量の公式キャラクターブックが発売されている中、個人的に特に気になっているのが凪が主役のスピンオフ『ブルーロック-EPISODE 凪-』です。

これまで潔視点でしか見られなかった“青い監獄ブルーロック”を凪は玲王とどのように勝ち上がってきたのか、が描かれていく作品となっているので、気になる方はぜひそちらも合わせてチェックしてみてください。

 

今回の記事では、そんな『ブルーロック』の第21巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

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『ブルーロック』20巻の振り返り

前巻の内容を振り返りたい方は、以下の記事に『ブルーロック』第20巻の見どころをまとめているので、まずはこちらからご覧ください。

 

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『ブルーロック』21巻の見どころ&感想[ネタバレ]

それでは、さっそく第21巻の内容に入っていきましょう。

新スタイルを身につけた凪が“自分のサッカー”を創造する!

前巻では「イングランド」マンシャイン・Cでレベルアップした玲王と千切の活躍が描かれていましたが、この巻ではいよいよ凪が新スタイルでのプレーをお披露目します。

これまでの凪は潔やレオから受け取ったイメージに瞬間的に反応して天才的なプレーを生み出していました。

しかしそれは言い換えれば受動的なプレースタイルであり、そのせいで彼のサッカーに関する知識や創造性能力はほとんど育ってきていなかったのです。

そこで彼がイングランドのマスターのもとで鍛え上げたのが、彼の最高の武器である『トラップ』を活かして自分でゲームメイクをしていく「凪から始まる能動的なサッカースタイル」でした。

トラップでゲームの流れにリセットをかけ、そこから自分の頭で思い描いた理想を創造するために動き出す凪。

あいにくこの巻のプレーではそこからゴールへとつながりはしませんでしたが、まだまだ発展途上のこのスタイルで凪がこの先どんな進化を遂げていくのかが非常に楽しみです。

 

カイザーのスーパープレーから潔が大きなヒントを得る

仲間たちの進化を目の当たりにした潔も「世界一へのピース」を手にしようと、自分の才能の延長線上にいるカイザーからその視界と思考を学習するために彼の後ろをつけていきます。

するとしばらくして、彼はカイザーがほとんどボールを見ていない眼の使い方をしていることに気がつきました。

どうやらカイザーは視界に入るもの全てから常にフィールドの情報をインプットし続けているようで、そこから得た圧倒的な情報量をもとに自分だけのベストポイントに辿り着いているようなのです。

そしてそこに超高速の足の振りから放たれる“カイザーインパクト”が合わさることで、彼にしか実現できないスーパーゴールがこれまでにいくつも生み出されてきたみたいですね。

そんな彼のフィールドの現状と各プレイヤーのやりたいサッカーイメージをさらに上の次元からキャッチする4次元の視界「超越視界メタ・ビジョン」からなる思考を完全に理解した潔。

そこから彼は、これまでゴールを決めてきた時に見ていた自分の「超越視界」と自分の武器である「直撃蹴弾ダイレクトシュート」を掛け合わせて、新しい黄金式を試合の中で確立していきます。

 

メタ・ビジョンを駆使した潔がフィールドを支配する!

カイザーの動きからヒントを得た潔は、「超越視界メタ・ビジョン」を使って視界に入る全ての情報を頭で高速処理しながらフィールドを駆けていきます。

まだ新しく実験的なスタイルでありながらも、その思考法からくる超感覚が彼には合っていたようで、直後のワンプレーから凪の創造力が生み出したトラップを止める程にまで急成長を遂げていました。

そして凪からボールを奪った潔は、今度はその「超越視界」を攻撃で機能させていきます。

フィールド全体を見回しながら、自分の動きに合わせてくれる黒名と共に中央突破を仕掛けていく潔。

その間も彼の思考は一切止まらず、敵味方全ての動きを予測してどんどんと相手のゴール前へとボールを運んでいき、ついに自分の武器であるダイレクトシュートが狙えるポジションまでやってきました。

はたしてこの後、新しい思考法を身につけた潔はこのまま「イングランド」を相手にスーパーゴールを奪えるのでしょうか?

この第21巻で最もアツい潔のエゴ全開なシュートシーンは、ぜひ絵と一緒にご自身の目でご覧ください。

「今すぐそのシーンを読みたい!」という方は以下の記事にこの『ブルーロック』第21巻を無料、またはお得に読める方法をまとめているので、ぜひご活用ください。

 

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まとめ

多くのブルーロックメンバーが様々な環境で進化しその活躍を見られるのはもちろん嬉しいのですが、やっぱり主人公である潔がイキってサッカーをしている様子を見るのが一番テンションが上がりますね。

ラストには潔の憧れの存在であるノエルノアも彼の「超越視界メタ・ビジョン」を駆使したプレーを見て「この俺にも届き得る」と言っていたので、今後の彼の成長がますます楽しみになりました。

また、上記ではストーリー展開上での見どころをまとめてきましたが、この巻ではカイザーや潔のシュートシーンや潔が「超越視界」を駆使しているシーンでの表現や演出にも注目してほしいです。

作者コメントで金城先生が「漫画にできる新しい表現に挑戦した」と書かれていただけあって、かなり臨場感や没入感に溢れる見開きが数多く描かれていました。

これはアニメとはまた違うマンガならではの感覚体験だと思いますので、気になる方はぜひこの巻を手に取って読んでみてくださいね。

 

追記:『ブルーロック』22巻の感想記事

以下の記事に『ブルーロック』第22巻の見どころをまとめています。

合わせてご覧ください。

 

以上、『ブルーロック』第21巻の見どころ&感想記事でした。
ありがとうございました。

 

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