スペインの伝統的なスイーツ「アロスコンレチェ」|まz…僕の口には合いませんでした。
スペイン料理といえばパエリアやアヒージョなど美味しいものがたくさんありますよね。僕はお菓子ですがチュロスが好きです。
つい先日バイト先の塾で講師をしている大学生たちとそのOB,OGで集まって、自分たちで料理を作って忘年会をしようということになりました。
4人で1組の班になりそれぞれで買い出しから行って好きなものを作ろうということになったのですが、僕の班には僕を含め料理のできる人が1人もおらず、スーパーでパエリアの食材セットみたいなのを見つけたことをきっかけにスペイン料理で固める方向で意見がまとまりました。
そしてパエリアだけでは物足りないから何かスイーツも作ろうという話になり、そこで検索に引っかかったのが「アロスコンレチェ」というスイーツです。
お米と牛乳と砂糖だけでできて簡単そうだということでこれを作ることになったのですが、この判断がそもそもの間違いでした。
こんかいはそんなスペインのスイーツ「アロスコンレチェ」のご紹介です。
「アロスコンレチェ」とは?
どんなスイーツ?
「アロスコンレチェ」はスペインの伝統的なスイーツで、米と牛乳、砂糖を煮詰めて作ります。イメージとしては甘いお粥のようなものですね。香りづけとしてレモンの皮やシナモンが用いられます。
普通は冷やして食べますが、寒い時期には温かいまま食べることもあるそうです。
ちなみに“アロス”は“米”、“コン”は“~と一緒に”、“レチェ”は“乳”という意味だそうです。そのまんまですね。
[引用:スペインのデザート アロスコンレチェ 【クックパッド】]
作り方は?
作り方はこちら↓のレシピを参考にしました。
ひとつ断っておきますが、このレシピの製作者の方は忠実に本場スペインの「アロスコンレチェ」を再現していらっしゃいますし、僕たちもこのレシピにきちんと従って調理を進めました。
完成したものをスペインに留学に行っていた友人にも食べてもらいましたが、「この味で正解だ」というお墨付きをいただいています。
なのでこの記事はこのレシピの評価などではなく、あくまでも「アロスコンレチェ」を食べた感想です。
いざ実食…!
失敗する要素がほとんど無いほど簡単な調理を終え、しっかりと冷やした「アロスコンレチェ」が完成しました。見た目は白いお粥です。
匂いはシナモンの香りが強く「パウダーを入れすぎたかな?」とも思ったのですが、味が全く想像できないため班員と一緒に恐る恐る口に運びました。
口に入れた瞬間班員の1人が盛大に「オエッ」とえずきました。
シナモンの味が口全体に広がり、それが牛乳と全く噛み合っていません。食感もぐちょぐちょとしており不快感でいっぱいです。
完全に失敗した、シナモンを入れすぎたと思ったのですが、上にも書いた通りスペイン留学経験者はこの味で正解だというのです。
ほかの班の人たちにもほぼ無理矢理食べてもらったのですが、美味しいという人は1人もおらず、みんなしかめっ面をするだけでした。もうこれは僕たち日本人の口に合わないものだという結論を出すしかありませんでした。
食後の感想
他の班のみんなに振る舞ったあとは、「アロスコンレチェ」を作った僕が責任を持って全て食べました。その後はもうずっと気分が悪かったです。
これを美味しく作れる人がいるのであればぜひ作っていただきたいですね。ひとまず現段階の評価は“2017年で一番まずかった食べ物”です。
料理自体は楽しかったのですが、もうちょっとの間スペイン料理はいらないですね。
ごちそうさまでした。以上です。