毎日の行動をちょっと変えて人生を大きく変える|『100%好かれる1%の習慣』
今回は、誰でも簡単にできるのに、たった「1%」の人しかやっていない人生を変える「小さな習慣」を教えてくれる本のご紹介です。
その本がこちら。
『100%好かれる1%の習慣』です。
この本の著者は ANA の CA として12年間勤務していた経験を持つ、マナー講師の松澤萬記さんです。
松澤さんが12年間のフライトで出会った500万人もの乗客、その中の「1%」の人だけがやっていた「気づかいの習慣」がこの本ではたくさん紹介されています。
この春から始まった社会人生活、まだいまいち職場の人と馴染めていないんですよね。
そんな時、目についたのがこの本です。
少しでもいい人間関係を築くきっかけになればと思って読み始めたのですが、本当にちょっと意識するだけですぐに実践できる簡単な習慣ばかりでした。
今回の記事では、そんな中から特に印象に残った「1%の習慣」をまとめてみました。
『100%好かれる1%の習慣』を読んで
「話を聴いてくれている」と思わせる4つのポイント
人は「自分の話したいことを聴いてくれる人」に信頼を寄せるそうです。
しかし、いくら話を聴いていても適当な相槌ばかりしているようではきっと相手の信頼なんて得られないですよね。
この本では相手に「しっかり話を聴いてくれる人だな」と思われるための4つのポイントが紹介されています。
① 相手の目を見る
② 相手に体を向ける
③ メモを取る
④ 相手のプライベートに、むやみに踏み込まない
この4つを意識することで、「聞き上手」な人になれるそうです。
さっそく明日から実践してみます。
「挨拶だけ」で、人生は変わる
人間関係の最も基本的なことである挨拶ですが、基本すぎて無意識にこなしてしまいがちです。
この本では、「いい挨拶」をしていただけでリストラを免れた方のエピソードが紹介されていました。
彼を引き止めた上司は彼のことをあまり知らなかったようですが、挨拶の仕方から仕事ができそうな人だと感じたそうです。
その「いい挨拶」について、こんなことも書かれていました。
「どんなに朝早くても爽やかな挨拶をする人」と「挨拶もせず、寝起きの不機嫌さをいつまでも顔に題している人では、どちらが「好かれる人」だと思いますか?
当然、前者ですよね。
気分や体調によらず、元気な挨拶を心がけたいものです。
「相手ベクトル」で考える
「相手ベクトル」とは、“相手が必要としているもの”のことです。
逆に「自分ベクトル」とは、“自分本位の振る舞い”のことだそうです。
これを履き違えると、親切にしているつもりなのにどこかで境界線を越えて「余計なお節介」になってしまうことがある、と書かれています。
親切心を働かせる時は「自分ベクトルになっていないか」「相手ベクトルで考えられているか」を常に意識することが大切なんですね。
自己満足で終わらないよう、注意しないといけません。
まとめ
上で書いた以外にも「気づかい」や「テーブルマナー」などの「習慣」が紹介されていましたが、そのどれもが本当に「ちょっとしたこと」でした。
この本に書かれている「習慣」に共通していることは、「相手のための行動」だということです。
そこから思いもしなかった「ご縁」が生まれ、自分の道が切り開かれていくそうです。
とりあえず僕は明日、朝の出勤時に元気よく挨拶をするところから始めてみようと思います。
「良質な人間関係をもっと築いていきたい」と考えている人はぜひ一度、この本を手に取ってみてください。
では、ありがとうございました。
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