どんな生徒にも好かれる|人気講師になるための6つの秘訣
僕は現在大学4年生で来年の春から社会人になるのですが、大学在学中の4年間ずっと個別指導塾で塾講師のアルバイトをしてきました。
アルバイトを始めた当初から楽しく働かせてもらっていて、2年生になってからは講師全体のリーダーを任されたりもしました。
自分でいうのもなんですが割と空いてくれる生徒もいたんですよ。
ただ、リーダーを任されるということはその教室の顔になるということです。
なのでそれからは塾に体験授業をしにくる生徒の授業を担当することも多くなってきました。
責任重大です。
このように僕は塾講師としての場数はある程度踏んできたつもりです。
そんな中で、こうすれば生徒が心を開いてくれる、生徒からいい先生だと思ってもらえる、ということがわかってきました。
僕は個別指導しか経験はありませんが集団授業でも共通する部分もあるはずです。
生徒との関わり方について少しでもヒントになれば嬉しいです。
もくじ
まずは生徒の心を開くために
ファーストコンタクトはとにかく笑顔で
初めて受け持つ生徒の授業を担当するときは「どんな子だろう」と緊張したりもしますよね。
しかし生徒はそれ以上に緊張しているものです。
ファーストコンタクトの時にこちらまで表情が硬くなっていてはダメです。
生徒は「この先生怖い先生なのかな?」と心を閉ざしてしまいます。
自然な笑顔で「初めまして!」と挨拶をしましょう。
失敗をごまかさない
生徒にとって「先生」とはそれだけで尊敬に値する存在です。
なので最初は講師が指示したことに素直に従ってくれますが、それでは心は開いてくれません。
そんなときは自分の失敗をごまかさず自分から拾っていきましょう。
どういうことかというと、字を間違えた時に「間違えたwww」とワザと言ったり、物を落とした時に大げさに驚いたりすることです。
こうすることで生徒から「先生」に対するハードルが下がります。
自分たち講師も完璧じゃないんだよってところを生徒に見せましょう。
「頭のいいお兄ちゃんお姉ちゃん」ぐらいの認識まで下がれば十分ですね。
生徒の間違いに共感する
特に講師に対して心を開いてくれてない生徒は間違えた問題を見せたがりません。
わからないところも理解したふりをしがちです。
ただ、それでは質のいい授業をすることができません。
生徒が答えを間違えた場合は「ここ難しいよな」「先生も苦手だったんだ」などと言葉をかけてあげましょう。
生徒と一緒に難しさを共有してあげることが大切です。
「先生も僕と一緒だったんだ」と思ってもらえれば、自然と心を開いてくれます。
生徒からより支持される講師になるために
適度に雑談をする
授業中の生徒が集中力が切れたタイミングで少し雑談を挟んでみてください。
自分の話をするより生徒の話を聞く方がいいですね。
無口な生徒の場合はこちらから学校のことなどを質問してみましょう。
生徒の話に相槌やリアクションをしながら聞いていると、そのうち生徒の方から話しかけてくれるようになります。
ここは焦っても仕方ないので徐々に、です。
でも、雑談が授業の妨げにならない程度にコントロールしてくださいね。
授業以外でも声をかける
授業以外で廊下ですれ違った時などにも、笑顔で声をかけましょう。
挨拶だけでなく「元気?」「眠そうだね」などの何気ない言葉でも生徒からすれば十分嬉しいです。
女の子の場合は服や身につけている小物について話しかけても効果的です。
生徒から「いつも気にかけてくれる先生」と思ってもらえれば完璧ですね。
基本的に褒めて伸ばす
授業では、できなかったところよりもできた部分を中心に褒めるようにしましょう。
その方が生徒の勉強に対するやる気を高めることができます。
同じ内容を教えるにしても、生徒のやる気のある方が理解度が格段に高いです。
また、生徒ができなかったところでも責めてはいけません。
「こう考えれば解けてたね」「惜しかったな」などと伝えると生徒のやる気も維持できることが多いです。
まとめ
以上が生徒から良い印象を持ってもらえる秘訣です。
もちろん生徒の性格は十人十色です。生徒と先生の相性もあるかもしれません。
しかし、この秘訣が良い関係を築く基本となることは確かだと思います。
僕は塾講師を卒業するまであと3ヶ月ほどになってしまいましたが、最後まで生徒にとってのいい先生でありたいですね。
では、今回は以上です。ありがとうございました。