[ネタバレ注意]『Artiste』(アルティスト)|料理という芸術を描く今話題の人気作!
今回は、「次にくるマンガ大賞2018」のコミックス部門でみごと第4位に輝いた、パリが舞台の芸術的料理マンガのご紹介です。
そのマンガがこちら。
『Artiste』です。
読み方は“アルティスト”、「舞台芸術家, 芸能人」という意味を持ちます。
冒頭にも書きましたが、この『Artiste』は「次にくるマンガ大賞2018』のコミックス部門で第4位に輝いた作品です。
正直、僕はこの結果を見るまでこのマンガのことは知らなかったんですよね。
すぐに読みたいと思ったのですが近所の本屋になかなか売ってなくて、Kindle で電子版を購入してしまいました。
普段は紙派なんですけど、予想以上におもしろかったので満足です。
今回の記事では、そんな『Artiste』の見どころを、感想も含めてまとめてみました。
ネタバレを含みます。ご注意ください。
もくじ
『Artiste』のあらすじ
以下に『Artiste』第1巻のあらすじを載せておきます。
パリのレストランで働く気弱な青年・ジルベール。
雑用係として、毎日皿を洗い続ける平凡な日々を送る彼だったが、陽気な新人・マルコとの出会いによって、世界は変わり始める。
腕は一流、心は三流。
気弱な料理人成長記!
上のリンクから公式サイトに行くと、1〜3話までが試し読みできます。
気になった方はぜひ読んでみてください。
では、さっそくの内容の方に入っていきましょう。
『Artiste』の見どころ&感想
気弱なジルの秘められた才能
ジルはレストランで1年以上も皿洗いをさせられていますが、料理ができないわけではありません。
むしろ逆です。
動物並みの嗅覚と味覚を持っていて、どんなレシピでも完璧に再現することができる才能を持っているんです。
働く場所が変わり、料理人として輝ける場所を手に入れた彼のこれからの活躍に期待が膨らむばかりです。
同じアパートに住む個性豊かな住民たち
ジルの住んでいるアパートは、芸術活動をする人に安く部屋を貸してくれる人がオーナーの集合住宅です。
そのためジルと同じ階にも画家のジャンにヴァイオリニストのヨルゴなど、芸術家気質の個性豊かな住人が住んでいます。
みんなこだわりが強かったり、自己主張が激しかったりしていますが、互いに良い影響を与え合うこともあるみたいですね。
2巻では、ジルがジャンに美しい皿の盛り付け方を教わったりしていました。
いろんなジャンルの芸術に触れたジルの皿が、これからどう成長し、進化していくのか楽しみです。
そして厨房にもクセの強い人ばかり
ジルが副料理長を務めるレストランのシェフたちもまたクセの強い人ばかりです。
腕は確かだけどドジで器具を壊しまくるパティシエ。
言われたことは機械のようにできるけど機転がまったく利かない魚担当。
ただでさえ気が弱いのに、彼らに振り回されてあたふたしているジルを見ているのもおもしろいですけどね(笑)
でもそんな彼も副料理長として、周りのことを理解していこうと奮闘している様子。
いつか彼らが一致団結して、芸術的な素晴らしい料理を作り上げてくれる日が楽しみです。
まとめ
この『Artiste』に登場するキャラは、最初はみんなどこか気難しくて、他人をあまり受け入れないような、そんな印象がありますね。
しかしそんな彼らが次第に打ち解け、少しずつ協力し合っていく様子を見ていると、なんだかほっこりした気持ちになってきます。
それに、登場する料理もどれもとても美味しそうなので、この記事を書くために何度も読み返しているともう空腹が限界になってきました(笑)
この『Artiste』を読むときは、時間帯に気をつけてくださいね。
では、ありがとうございました。
〜追記〜
『Artiste』3巻の感想記事
以下の記事に『Artiste』第3巻の見どころをまとめています。
合わせてご覧ください。
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