[ネタバレ注意]『山賊ダイアリーSS』第1巻|人気マンガ『山賊ダイアリー』の続編は海へ!

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大人気のなか惜しまれつつ完結した『山賊ダイアリー』。
今回はその新シリーズで、舞台は“海”の『山賊ダイアリーSS』の見どころ&感想記事です。

その表紙がこちら。

山賊ダイアリーSS(1) (イブニングKC)

このマンガの作者であり主人公でもある岡本先生がモリを携え泳いでいます。

 

先生は狩猟免許と銃所持許可を持つれっきとした猟師さんで、その経験をもとに前作『山賊ダイアリー』を描かれていました。

その先生が「山ばかり描いていたので今回は反動で海へ」ということで始まったのがこの『山賊ダイアリーSS』だそうです。

ちなみに“SS”は担当さんが考えたらしく、意味については先生自身も知らないそうです。

 

今回の記事では、そんな『山賊ダイアリーSS』第1巻の見どころを、感想も含めてまとめてみました。

ネタバレを含みます。ご注意ください。

 

『山賊ダイアリーSS』1巻のあらすじ

以下に『山賊ダイアリーSS』第1巻のあらすじを載せておきます。

行くぜ、どこかに! 獲るぜ、食えるものを!
山、川、海。自然と遊べば糧は得られる。
狩猟免許を持つ作者が本能の赴くまま、
各地でアウトドアを決行!
肉、魚、山菜、きのこ。今夜は何にありつけるのか。
猟師マンガ家・岡本が挑む、新たなハンターライフ!

山賊ダイアリーSS/岡本健太郎 – イブニング公式サイト

上記リンクから第1話と第2話の試し読みができます。

どんなマンガかは、TV番組「黄金伝説」の無人島生活をイメージしてもらうとわかりやすいかも知れません。

それを無人島ではなく、車中泊を繰り返しながらいろんな海で行なっているのがこの作品です。

では、さっそく第1巻の内容の方に入っていきましょう。

 

『山賊ダイアリーSS』1巻の見どころ&感想

リアルに伝わってくる魚突きの臨場感

このマンガのエピソードは、実際に岡本先生が行った魚突きの体験がもとになっています。

第1巻の冒頭ではエイにモリを打ち込むシーンが描かれているのですが、その臨場感はかなりのものでした。

モリを打ち込まれたことに暴れ出すエイ。
体重60kgの先生をモリごと引っ張って全力で泳いでいきます。

そして息が限界になった先生はエイを諦め、抜けないモリを手放して海面へ…。

 

主人公もこのマンガを描いているのも岡本先生なので、セリフとナレーションのダブルでその時の様子が描かれるんですよね。

それがこのリアルな臨場感を生み出しているんだと思います。

 

釣った魚は刺身に煮付けに自由自在!

このマンガでは、獲った魚は先生自身が調理まで行って食べます。
獲れたてということもあって、そのどれもが美味しそうなんですよね。

イシダイを刺身にしたり、黒鯛(チヌ)であら汁を作ったり…。
高級魚のキジハタの刺身なんて、羨ましい限りです。

 

それに加えて、ただ調理するだけでなく「ペットボトルのキャップで魚の鱗を取る」と言ったライフハック的なものも紹介されていました。

覚えておくと、どこかで役にたつかもしれませんね。

 

おまけマンガでは高原と海辺に宿泊

おまけマンガでは番外編として、先生が高原の小屋に泊まるエピソードと、海辺で完全に野宿をするエピソードが収録されています。

どちらもサバイバル感が強く、生き抜くための知恵がたくさん詰まった話でした。

印象的だったのはスリングショットと呼ばれるパチンコで野鳥を取るシーン。

当たればパチンコ玉でも仕留めることができるんですね。
実際はその“当てる”というのがかなり難しそうでしたが。

 

それにしてもこの本を読んでいると、岡本先生の豊富なサバイバル知識に驚かされっぱなしです。

ただ、魚に寄生していた虫まで食べたり、水分補給のために自分のアレを飲んだのには、また別の意味で驚かされましたが…。

 

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まとめ

このマンガを読んでいると、自分もサバイバル生活をしてみたくなってきます。

でも1人では心細すぎるので、岡本先生のような頼もしい経験者の方にいてほしいですね。(笑)

 

『山賊ダイアリー』の続編であるこの『山賊ダイアリーSS』ですが、元の方を読んでいない僕でも十分楽しく読むことができました。

逆にこちらから入って元祖の方を読むのもアリかも知れませんね。

僕も今度読んでみようと思います。

 

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『山賊ダイアリーSS』2巻の発売日は?

『山賊ダイアリーSS』第2巻の発売日はまだ未定のようです。

第1巻の発売から1年以上たち、岡本先生原作の新作マンガもスタートしているようですし、もしかしたら第2巻はまだ当分出ないかもしれませんね。

また詳細がわかったら、このブログでもお伝えいたします。

 

では、ありがとうございました。

 

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