千葉雅也『勉強の哲学』|東大生、京大生が今一番読んでいる“勉強”の本[書評]

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今回は「来たるべきバカ」に“変身”するために、もう一度「勉強」とは何かを見つめ直す本のご紹介です。

その本がこちら。

勉強の哲学 来たるべきバカのために

勉強の哲学 来たるべきバカのために』です。

 

帯とかに「東大・京大で読まれている本」とか書かれてあるとつい読みたくなってしまいませんか?

僕はすぐに手が伸びてしまいます。少しでも同じステージに立ちたい欲があるんでしょうね。(笑)

しかし、こういった本は当然のように中身が難解なことが多いです。『勉強の哲学』もそうでした。

ですが、その分得られる知識や考え方は、数段レベルの高いものだと感じました。

勉強」ということについて、ここまでいろんな面から考えてみようと思ったことはなかったですね。

 

今回はそんな中から僕が特に印象に残った内容をまとめてみました。

本の内容とは裏腹に簡単な言葉でまとめてみました。

 

 

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『勉強の哲学』を読んで

 

「勉強している人」は浮く

ここでいう“浮く”とは、場の雰囲気に合わない発言をしてしまう、ということです。

勉強によって知識を身につけると、物事に対して他人とは違う見方ができたり、そこからどんどん派生して考えていくことができるようになります。

これが勉強していない人から見たら“浮いている”状態になるのです。

IQの高い人が低い人と話が合わないという感じでしょうか。

 

しかし、この身につけた知識を人に向けて発信するから“浮いてしまう”わけですが、自分の勉強のためにはとても大切なことだそうです。

より深く、物事の本質を見抜こうとし、またそこからズラして派生して幅広い知識を吸収していく。

この本では「自己ツッコミ」「自己ボケ」という言葉で表されています。

学んだ1つのことからより知識を広げられる良い方法だと感じました。

 

「来たるべきバカ」とは

この本では個人の“バカ”な部分のことを、“享楽的こだわり”と呼んでいます。

“享楽的”とは自分の快楽を最優先することです。

何を勉強するか、どこまで勉強するかを決めるのは自分でこだわることができます。

 

そこから勉強の視野を広げ、自分の享楽を分析しつつ勉強を続けることで、あるバカさ(こだわり)が別のバカさ(こだわり)へと変化する。

この変化したバカさのことを「来たるべきバカ」と呼んでいるそうです。

 

“バカ”という言葉の印象がガラッと変わる内容で、とても興味深かったです。

 

読書は完璧にできない

この言葉は、今の僕にはとても響くものでした。

僕は現在こうして毎日本を読みブログで書評を書くなかで、ある程度の読書のスピードが必要になっています。

何か本当に重要な部分を見逃しているのでは、と思うこともありました。

しかし、この本にはこんなことが書いてありました。

 

通読しても、「完璧に」など読んでいないのです。

勉強を深めるには、多読というか、通読はしなくてもたくさんの書物を「知る」必要があります。

 

僕がこのペースで本を読み進めることができれば、1年間で365冊もの“書物を知る”ことができます。

今はこれを自分のバカさ(こだわり)として、「来たるべきバカ」に備えようと思います。

 

まとめ

 

タイトルに「哲学」とあるだけあって、僕にとっては少し難しいないようが多かったですね。

読んでいる間ずっとセンター試験の小論文を解いている気持ちになっていました。

 

しかし、わからないなりに読み進めていくと、最初は理解できなかったことが後からわかることもあり、不思議な面白さを体感できました。

 

机に向かう「勉強」だけでなく、人生における全ての「勉強」の基盤を作ってくれる本でした。

これから何かを学ぼうとしている方に、まず最初に読んでほしい一冊です。

 

では、ありがとうございました。

 

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